PowerPointに適当なWebページを埋め込みたいという場合は頻繁に訪れます。しかしながら、PowerPointは標準状態ではWebサイトの埋め込みに対応しておらず、今まではスクリーンショット等で対応してきました。PowerPointのスライドにブラウザが埋め込めるようになれば、Webの表現力を生かしたインタラクティブな表現が可能になります。
それでは、テキストエディタで以下のファイルを作成してください。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<OfficeApp
xmlns="http://schemas.microsoft.com/office/appforoffice/1.1"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:type="ContentApp">
<Id>[GUID]</Id>
<Version>1.0.0.0</Version>
<ProviderName>[適当な名前]</ProviderName>
<DefaultLocale>ja</DefaultLocale>
<DisplayName DefaultValue="[適当なタイトル]" />
<Description DefaultValue="[適当な説明]" />
<IconUrl DefaultValue="https://example.com/icon.png" />
<SupportUrl DefaultValue="https://example.com/" />
<DefaultSettings>
<SourceLocation DefaultValue="[表示したいURL]" />
</DefaultSettings>
<Permissions>Restricted</Permissions>
</OfficeApp>
GUIDの部分には、オンラインのGUIDジェネレーター(例えばここ)などで生成された値を入れておきましょう。SourceLocationのDefaultValue属性が表示したいWebサイトのURLを指定する場所になります。終わったらXMLファイルとして保存しておきましょう。
保存が終わったら、このXMLファイルをOfficeに読み込ませます。Windowsの方はここ、Macの方はここ、Office Onlineの方はここを参照して読み込ませてください。
PowerPointを再起動すると、以下のように「[挿入]リボン→[個人用アドイン]」の中に表示されます。